






▽神道▽


▽ドレス▽




仏衣(ぶつい)とは、仏式の葬儀で故人に着せる、白い着物やその一式のことを指し、別名「死装束(しにしょうぞく)」とも呼ばれます。極楽浄土への旅立ちの支度として、故人が修行僧となるという意味合いで用いられ、多くの場合、左前(通常とは逆の着方)に着付けられます。
仏衣が意味するもの
- 仏衣は、故人が死後、極楽浄土へ向かう旅の途中でお召しになる正装であり、旅の支度です。
- 仏教の教えでは、故人は悟りを開くためや修行を積むために旅に出るとされ、仏衣はそのための衣装とされます。
- 白い色は、けがれのない状態で旅立つことを象徴していると考えられています。
仏衣を構成するもの
- 仏衣は、白いさらしの着物の他に、経文が書かれた「経帷子」と呼ばれるものもあります。
- これに加えて、旅の助けとなる以下の装飾品が身につけられます。
- 天冠(てんかん)
- 手甲(てっこう)
- 脚絆(きゃはん)
- 足袋(たび)
- 頭陀袋(ずだぶくろ)
- 杖(つえ)
- 数珠(じゅず)
逆さ事
仏衣には、死者を生者と切り離すための「逆さ事」の風習が取り入れられています。
- 通常、生きている人は右前に着物を着ますが、仏衣では左右が逆の左前に着せます。
- 手甲や脚絆、足袋なども左右が逆、または裏返して用いられることがあります。
注意点
- 宗派による違い::浄土真宗など、旅支度が必要ない宗派もあります。
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- 故人の意思の尊重::近年では、故人が生前に愛用していた洋服を着せるなど、故人の気持ちや個性に合わせて仏衣や死装束を選ぶケースも増えています。
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